【今さら聞けない】衆議院選挙の比例代表制と小選挙区制を一発で理解する話(わかりやすく解説)

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皆さんこんにちは。

実は私、恥ずかしながら、中年になってから気づいたことがありました。

私はこれまで選挙には行っていたものの、「比例代表制」と「小選挙区制」の違いを、人に説明できるほど理解していなかったのです💦。

ニュースや新聞で選挙結果を見ても、

「なぜこの人が当選しているのか」
「小選挙区で負けた人が、なぜ国会にいるのか」

と、どこか腑に落ちないまま眺めていました。

でも思い切って周囲に聞いてみたら、同じように感じている人は少なくなかったのです。

だったらせっかくなので、それを記事に残して少しでも《いまさら聞けないけどどうしよう》と思っている人のお役に立てればと考えたわけです。

なので、この記事では専門用語をできるだけ使わず、子供でもイメージできる例を使って、衆議院選挙の仕組みを整理してみます

💡この記事でわかることと狙い👇

  • 衆議院選挙における「小選挙区制」と「比例代表制」の仕組みを、図や専門知識なしで理解できるようになる
  • 比例代表で落選候補が当選する「比例復活」の仕組みと、なぜ違和感を持たれやすいのかを共有する
  • 政党がなぜ候補者配置に戦略を使うのか、その理由を身近な例で説明できるようになる

あえて恥をさらしながらわかりやすく説明してみるので、是非ご覧ください。

※なおこの記事は、選挙制度を専門的・網羅的に解説するものではなく、私自身が「腑に落ちた理解」をもとに、できるだけ噛み砕いて整理した内容です。

なぜ衆議院選挙の仕組みはこんなにわかりにくいのか

学校で習ったはずなのに覚えていない理由

衆議院選挙の制度は、学校で一度は習っています。

しかし当時は、実感も興味も持ちにくく、「テストのための知識」で終わってしまいがちです。

ニュースや新聞を見ても腑に落ちない原因

多くの報道は「結果」を中心に伝えます。誰が当選したか、どの党が何議席取ったか。

しかし「なぜそうなったのか」という仕組みの部分は、意外と丁寧に説明されません。

衆議院選挙は「2つの投票」をしている

小選挙区制とは何か(人を選ぶ選挙)

小選挙区制は、とてもシンプルです。

地域ごとに候補者が立ち、その中から1人だけを選びます。最も多く票を集めた人が当選し、その地域の代表として国会議員になります。

比例代表制とは何か(政党を選ぶ選挙)

比例代表制では、「人」ではなく「政党」を選びます

全国で集まった政党への票の割合に応じて、議席数が配分されます。

なぜ同じ選挙で2回書く必要があるのか

衆議院選挙では、小選挙区と比例代表という2回の投票を行います。
これは「地域の代表」と「国全体の民意」の両方を国会に反映させるためです。

比例代表制と小選挙区制を「団体戦」に例えると一発で理解できる

上記の説明は多くの媒体で書かれていることでもあるので、「いや、それは言葉上は知っているんだけど、その中身がわからん!」と思われる方もいらっしゃいますよね。

なので、ここからは”わかりやすさ”を最優先に少し極端な例を使って説明してみたいと思います。あくまでわたし個人が理解しやすかった事例ですのでご了承ください。

比例代表制=チームの総合支持率

疑問:だからその「政党」を選ぶってどういうことなの?

比例代表制は、スポーツで言えば、日本全国で行う「チーム(政党)人気投票総選挙」のようなものです。

つまりは、どのチーム(政党)が、日本全体で何番目に支持されているかを測る

それが比例代表制のイメージです。

小選挙区制=試合ごとのスタメン勝負

でも、もしこの「チーム人気投票」だけで全てを決めてしまうと、少数派の意見は、すべて切り捨てられてしまいますよね。

そこで考えられたのが、「じゃあ、各地域ごとに代表選手を出して、個別の試合結果も参照しよう」という仕組みです。

チームの人気選挙で選ばれた政党の人だけではなく、各地区で支持された「人」も国会に参加してもらうことで、地方ごとの事情や生活の声も政治に反映させよう

それが小選挙区制の目的です。

小選挙区制は、1試合ごとの勝負です。地域ごとにどの候補者を出すかという戦略が重要になります。

スポーツ団体戦の、どの試合(対戦相手)に、どの候補者をぶつけて勝率を上げようか、といったイメージですね。

政党が候補者配置を考える理由

なので政党は、比例代表ではチーム力を、小選挙区では個人の相性を見て戦っています。

対戦相手(=他政党候補者)がどんな人なのかを見て勝てる配置を考えるのは戦略としてありえますよね。

なぜ「負けたはずの人」が国会議員になるのか

「議席数を取る」とはどういう意味なのか

国会における衆議院には、あらかじめ「席の数」(=いわば出場選手枠)決まっています。

  • 小選挙区:289席
  • 比例代表:176席

合計465席です。

この国会への出場者枠(=議席数)を争っているわけです。

①まず、小選挙区では各地区ごとに1人ずつ当選者(勝者)が決まり、勝った人が289席に座ります。ここまではとてもシンプルです。

②一方、比例代表の176席は、「政党(チーム)が日本全国でどれだけ支持されたか」
によって配分される席です。

この176席は、小選挙区の“空席”や“補欠席”ではありません。

比例復活とはどういう仕組みか

では、この比例代表の席には一体だれが座るのか?(=だれが出場枠を手に入れられるのか?)→これが私がいつも疑問だったところです。

まずこの比例代表席は、「比例代表で勝った分、ここに座る人を出す」と決まっている席です。

つまりは人気投票で獲得した数に応じて、上位チーム(政党)が出場選手を自分のチームから出せるわけです

そしてここで、わたしが持ち続けていた疑問。「小選挙区で落ちたはずの人がなんで国会にいるの??」が解決されます。

そう、小選挙区で当選できなかった候補者でも、比例代表で議席を獲得すれば国会議員になることがあります。これを比例復活と呼びます。

この出場枠(=比例代表の議席)は、チーム(=政党)が用意した名簿から割り当てられます。
惜敗した候補者が上位にいれば、議席を得られる仕組みです。

「ズルい」と感じるのは自然な感覚

ここに関して、私は少しズルい、と感じていました。

出場した地区の試合では負けたのに、たまたま人気チームに所属していただけで結局全国大会(国会)出場できるのってどうなの?

という感覚です。

ここはそれぞれ個人の意見があると思うので、何が正しくて何が間違っているのかは論じませんが、まあわたしのように違和感を覚える人もいるということですね。

比例代表制と小選挙区制、それぞれのメリットとデメリット

少々極端な例でしたが、スポーツの試合形式に置き換えてみてきました。

ある程度イメージがわいたところでちょっとだけ選挙のほうに舵を傾けていきましょう。

しかしこれらもあくまで個人的意見であることはご承知おきください。

小選挙区制の良い点・問題点

良い点は地域の声が届きやすいこと。常に一部リーグの大きなチーム(政党)のワンサイドゲームになることをけん制できる

しかし、一方で、地域によっての個別の意見の差が現れ、全国で方針を一本化していくときに大政党vs少数意見の構図が絶えずできてしまい、政策など一気に進めることがむつかしくなる。

比例代表制の良い点・問題点

全国のファン(有権者)の意思が大きく反映される。多様な意見が反映されやすい。

しかし、こちらだけでいくと、少数派に目がいかなかったり、地方の小選挙区の実態や声を伝える人がいなくなります。

なぜどちらか一方にしないのか

どちらにも賛否両論があるため、日本では両方を組み合わせています。

移動前提の時代に、この選挙制度は合っているのか

「地元代表」が意味を持つ人・持たない人

同じ地域に住み続ける人にとっては小選挙区制は意味があります。地元の代表選手が自分たちの声を伝えてくれるから。

しかし、今の時代は一生同じ場所で生活する人も減っています。つまりはどこに住むかより、どんな社会を望むかを重視する人も増えています。

移動前提の人には比例代表がしっくりくる場合もあります。

投票の意味をどう捉えればいいのか

どちらを重視するかは人それぞれです。やはり自分なりに意味を考えて投票することが大切ですね。

まとめ:できるだけわかりやすく比例代表制と小選挙区制を説明してみた

少々極端な例えも用いましたが、ここまで比例代表制と小選挙区制についてできるだけ単純にわかりやすい事例で説明してきました。

本記事のまとめ👇

  • 比例代表制はチーム(=政党)の人気投票(=支持率投票)。これの獲得数で、国会への出場枠(=議席)がきまる。
  • 小選挙区制はそれぞれのチーム(=政党)から、各地区での代表選手を出して戦う地方戦。この勝率によって小選挙区から国会への出場枠(=議席)がきまる。
  • 比例代表制は国民全体の支持率が図れるが、それだけでは多数派の声だけが反映されてしまう偏った構図になる。従い、各地区の声を届ける代表選手も地区戦(小選挙区)で勝ったら国会出場ができる制度になっている。

選挙制度は言葉からして分かりにくい制度ですが、仕組みを知ると選挙結果の見え方が変わります。

違和感や疑問をもつことは自然なので、「いまさら聞けないし」と思わず、あえて再度かみ砕いて理解しようとすることが第一歩につながります。

私自身が理解できた事例をもとに書いているので、厳密な制度解説とは異なる部分もありますが、全体像をつかむための一つの視点として読んでいただければと思います。

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